“三波春夫という永久革命” (平岡 正明)

まるでむさぼるように読んでいる。
あちこちに書かれた平岡氏の文章をまとめた本だから、同じ引用、語りが
何度も何度も繰り返し出てくる。

平岡氏が、すでにテーマを決めて、原稿の長さに応じてアドリブを増減してる様がよく分かる。
繰り返されるテーマは、まるでその解釈自体が様式美となるかのように。

「三波春夫の原点の全てはシベリア抑留時代にある」

これである。赤色浪曲師になり、再び自覚的にヴ・ナロードする悠然とした様は、
感動を抑えられない。

これを平岡節全開の平岡節=Jazz Styleで小気味良く、快速に走り抜けていく。
表紙=ジャケットもムッチャ格好いい!