大学の頃までは、秋が嫌いだった。 何だか自分の意思に関係なく敗色濃厚な雰囲気に巻き込まれるような気がしたから。 いつの頃からか、秋のことを嫌いではなくなっていた。 夏の暑さが鬱陶しくなって来てからか? 美味しいものは好きだけど、あまりそちらの欲はない。 周りの風景が押し付けがましくなく、それでいて美しい。 終わりの始まり前の快さというかね。 秋は嫌いではなくなった。