前の仕事の時から、そうだったのだけと、僕は競合店や別の地域のグループ店舗なんかを見に行くのが、大好きだった。 どんな店を見に行っても、ヒントがない店はなかったし、何よりモチベーションが上がるのだ。 でも、WEB制作会社になってから、流通業であるような直接的な調査は、なくなり、モチベーションアップは、自ずと内省的になりがちだった。 たまに現れる競合会社も、その場限りの緊張であり、いま一つだった。 今年の一月から兵庫と大阪の主だった大学を15大学回った。目的は、今やっている活動の説明に伺ったのだけど、もう一つの大事な目的は、大学名と現場の雰囲気を自分の中でリアルにする事だった。 店舗や食堂、職員さんの雰囲気や学生の気風や駅から大学までの町並みなど。 名前と現場の空気を思い起こせる事が、今年の目標である、魂を込める事にもつながるんじゃないかと考えていた。 回って行くうちに、これは十年前に僕が大好きだった店舗調査と同じだと気が付いた。 今、僕の体には、阪神間の大学の空気が実感を伴って、刻まれている。 また、ここに戻ってきたんだ。