年1〜2冊ペースでかれこれ十数年間、Moleskineのポケットサイズ/ルールドを使っていた。

大昔。神戸のどこかの雑貨屋で黒い人造革風ハードカバーに古臭い感じのノートに出会った。ゴムでパチンと止められる実用性。などなどを気に入り、偶然購入して以来、使い続けてきた。LifeHackブームやユビキタスキャプチャブームなんかもありましたな。

数ヶ月間書かないこともあったし、海外出張も一人旅にも毎日の通勤にもバッグに放り込んでいた。今では20冊くらいのMoleskineが引き出しにきれいに蔵われている。

ただ、いつの頃からか「モレスキン」と呼ばれるようになり、キャラクターとコラボとか変わった色だとか、季節限定品だかとか騒がしくなってきて、価格も2000円を超えるまでになってきた。

雑貨屋でふらりと出会った頃のMolekineに感じた直感的愛着は薄れていってしまった。

昨年11月。神戸の文具名店「ナガサワ」で「神戸手帖」出会った。
塩ビのカバーが実用的だけど、なんかおっさんくさいなあと思いながらも、日常的に使うメモ帳として買ってみるか。と購入した。カバーカラーは「波止場ブルー」にした。

神戸手帖 備忘録 c5×6(Amazonでも取り扱ってる!)

神戸手帖を使い始めてまもなく1冊目が終了しようとしている。この手帖を買って以来、Moleskineへの書きつけはほとんど途絶えてしまった。

思い付きも考えも打ち合わせメモもすべて神戸手帖に書いていた。ノートはスラスラと書きやすく、厚めの紙厚は裏写りはない。縦の長さもちょうどよく、罫線は狭いが主張しないので、どんどん書いていける。

おっさんくさい?と思ったカバーも色味も深さと何より丈夫さに、今では信頼感に変わっている。ページ数もMoleskineよりもずいぶんと多い。

そうして、気がつけば、2冊目の神戸手帖を買ってしまっていた。
今度のカバーカラーは「六甲グリーン」。
神戸を愛する僕には心に響くネーミングだ。

そして、決めた。

さようならMoleskine。よろしく神戸手帖。

ということを。

やはり書きたくなる愛着を持てなければ、毎日持ち歩けない。