脱サラして1996年に起業した後、完全な成功を目指していた時期もあった。30代前半のある提案で、「完全な成功」だと感じた瞬間があったが、納品後に落ち着いて見てみると、やはりアラも目についてきた。またクライアント内の政争にて2年ほどでサイト閉鎖の憂き目にあった。
仕事を重ねるにつれ、「完全な成功」なんていうものは幻想以外なにものでもないし、むしろプロは成功に含まれる失敗含有率を如何に下げるかが大事なのだと悟るようになった。
そうして、一気に気が楽になった。
成功を追うことは大事だ。しかし完全な成功を追うのは無意味だ。
存在しないのだから。
成功とともに失敗含有率を以下に小さくするかがプロなのだろう。
ただ、、、最近は失敗に含まれる、「切り捨てた可能性」にも目くばせしなければとも思い出している。ということは、、、、一定の失敗含有率も必要なんだろう。
完全な成功を諦めてから、随分と遠くまで歩いてきた。