存在論の旅路をAIとともに。

20代の頃からハイデガー「存在と時間」に何度も挑戦してきた。
50代後半になりようやく岩波文庫版「存在と時間」4巻を2年くらいで読了。
この年齢になって深く刺さる文章も多く、人生でもう一度くらいは挑戦できるかな。
それでも、やはり読み進める手が止まってしまう箇所は多々あった。
そんな時はChatGPTに質問をすることで諦めてしまうことなく前進できた。また印象に残った箇所はChatGPTに感想を整理してもらうことで、次ページを開くことが楽しみになった。

「存在と時間」を読み、20代半ばに阪神震災直後に起業。
起業から30年の今日まで会社を前進させてきた。
必死だった私自身の歩みを言葉にできた気もした。

一方、会社には様々なスタッフが協働している場となっている。
私の決意は始まりとはいえ、会社自体が社会的な存在となっている。
次の世代へ引き継いでいく責務も明確だ。

ChatGPT(Plus)とは経営課題もよく投げかけているので、メモリー機能のおかげでどんどん私の思考の文脈を踏まえた回答をしてくれる。

そこで「存在と時間」読了後、次のおすすめ本は?と聞いてみると、ハンナ・アレント「人間の条件」とのことだった。

2025年12月下旬。その年、最後の東京出張時に神保町へ寄り道。
古書店で新刊同然の「人間の条件」を購入した。労働&仕事&活動という考え方が目の前の自身の経営する会社の組織運営や分業、協働、育成でも使える物差しだとも感じた。

そして
私の人生という縦軸は「存在と時間」
私と会社(社会)という横軸は「人間の条件」
を考え方の芯になることを考えている。

存在論をいう根本的テーマについて、AIが道案内となり、難解な本たちの理解を後押ししてくれた。


更新日:2026-03-01